日本の地熱発電その歴史75年

1919年4月 海軍中将山内万寿治氏が、将来の石油、石炭枯渇に備え代替熱源として地熱利用を進めるべく国内を踏査した結果、大分県での掘削に成功。
1925年11月 太刀川平治博士が、山内氏の事業を引継ぎ、日本最初の地熱発電に成功(出力1.12kW)。
1947年1月 地質調査所が地熱開発地域の選定に関する調査研究開始。
1949年 九州配電(現九州電力)が大分県下の地熱地帯調査と発電の研究開始。
1956年11月 東化工(現日本重化学工業(株)が岩手県松川で地熱開発調査開始。
1960年6月 日本地熱調査会設立。
1966年10月 日本重化学工業(株)が日本で初めての松川地熱発電所(蒸気卓越型)の運転を開始(出力9500kW)。
1967年8月 九州電力(株)が日本で初めての熱水分離型地熱発電所である大岳発電所の運転を開始(出力11000kW)。
1973年10月 自然公園法、自然環境保全法の一部改正。第一次石油ショック。
1974年7月 通商産業省工業技術院がサンシャイン計画をスタート。
1976年4月 「財団法人日本地熱資源開発促進センター」設立
1977年9月 通商産業省資源エネルギー庁が地熱開発基礎調査を開始。
1978年12月 日本地熱学会設立。第二次石油ショック。
1980年5月 「石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法津」制定。
1980年9月 「財団法人新エネルギー財団」設立(財団法人日本地熱資源開発促進センター解散)。地熱発電所調査井掘削補助金制度創設。
1980年10月 「新エネルギー総合開発機構」(現「新エネルギー・産業技術総合開発機構」、NEDO)設立。NEDOが地熱開発促進調査開始。
1985年10月 地熱発電開発費補助金制度創設。
1996年3月 地熱発電設備50万kWを達成。
2000年5月 西暦2000年世界地熱会議を日本で開催。



日本初の地熱発電


■地熱開発の現状
 わが国は世界でも有数の火山国であり、国内には200近い火山が存在し、地熱資源に恵まれた国です。
 わが国の地熱発電の歴史は、1919年、山内万寿治氏が大分で地熱利用のための噴気孔掘削に初めて成功し、その後事業を引き継いだ、太刀川平治博士が1925年に日本最初の地熱発電(出力1.12kW)に成功しました。
 以来、国内の各方面で実用化に向け研究開発を重ね、1966年、日本で最初の本格的地熱発電所として蒸気卓越型の松川地熱発電所が、また翌年には、熱水分離型の大岳発電所が運転を開始しました。現在(2001年)では、東北、九州地域を中心に地熱開発が進み、18地点20プラント(出力535.25MW)の設備があり、着実に運転を続けています。



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