地中熱利用技術専門部会平成17年度事業報告

(a) 幹事会の開催

平成17年5月12日 幹事会開催(場所,株式会社 地熱)。以降,主にメールによる意見交換を継続的に行った。

(b) 講演会の共催

平成17年5月19日地中熱利用促進協会と特別講演会を共催した。

場所:鉄鋼会館,以下講演テーマおよび講演者

@テーマ : 『中之島三丁目地区地域熱供給施設の概要』 

関電エネルギー開発梶@橋本 一郎 氏

   Aテーマ : 『星野リゾート地熱利用プロジェクト概要』

       叶ッ野リゾート 松沢 隆志 氏

   司会 新堀雄一(日本地熱学会 地中熱利用技術専門部会)

 (c) 市民向けシンポジウムへの協力

平成17年2月21日 大宮ソニックシティビル31Fテプコ館にて開催されたNPO法人地中熱利用促進協会主催市民向けシンポジウムの協力した。

シンポジウムコーディネーター:天満 則夫(独立行政法人 産業技術総合研究所)

挨拶 NPO法人 地中熱利用促進協会副理事長 松永 烈

講演 

   1.地中熱利用ヒートポンプとは 

   ジオシステム株式会社 高杉眞司 (日本地熱学会評議員)

   2.欧州での事例 -家庭用から地域暖房まで- 

  独立行政法人 産業技術総合研究所 主任研究員 安川香澄

   3.国内での実践例,研究開発の現場から 

  国立大学法人 東北大学 助教授 新堀雄一

   4.質疑・自由討論

 (d) 見学会および特別セッションのコーディネート

地熱学会雲仙大会の見学会と連携し,地中熱関連の見学を行う。オーガナイズドセッションでは,見学先の事前の情報をもご提供頂く。

 

(e) 日本地熱学会誌 講座「地中熱利用ヒートポンプシステム」の連載

このことについて編集委員会との連携により準備を開始した。講座の「巻頭言」(新堀雄一)および「ヒートポンプの構造と特徴」(柴 芳郎氏)は27巻4号に掲載予定になっている。

(f) 学会HPに適宜情報を提供

  市民向けの地中熱関連シンポジウムの開催情報などを提供した。