平成18年11月22日

総会配布資料 1

 

地中熱利用技術専門部会規約

 

 

第1条                本規約は日本地熱学会専門部会規定(以下、規定と略す)第6条に基づき地中熱利用技術専門部会について定める。

第2条                (目的)本専門部会は、地中熱利用技術に関連する学問および技術の進歩、発展、普及に寄与し、環境問題、エネルギー問題の緩和および国民生活の向上に寄与する。

第3条                (設置期間)、本専門部会には、設置期間は設けない。

第4条                (事業)本専門部会は第2条の目的を達成するため、次の事業を行う。
 (1) 調査、研究および情報交換
 (2) 講演会、講習会、シンポジウムなどの開催
 (3) 日本地熱学会誌、ホームページ等を通じての情報提供及び図書の刊行
 (4) 海外の関係学会との連携
 (5) その他目的を達成するために必要な事業

第5条                (参加)本学会の会員(正会員、賛助会員、名誉会員)は、文書を部会長に提出することにより、本専門部会へ参加することおよび本専門部会から退会することができる。

第6条                (事業費および活動費)本専門部会の事業費および活動費は、規定第7条に従うものとする。

2.               特定の事業のための目的に限った場合には、専門部会独自の収入を集めることができる。

3.               必要なときは部会員より活動費を徴収することができる。

第7条  (部会長および幹事)本専門部会には、部会長および若干名の幹事を置く。
  2.  部会長は本学会正会員とする。
  3.  部会長の任期は2年とし再任を妨げない。ただし連続して4年は越えないものとする。
  4.  部会長の選任は部会員の互選による。但し、評議員会の承認を必要とする。
  5.  幹事は部会員の中から部会長がこれを委嘱する。
第8条  (事業、会計ならびに報告)本専門部会は、本規約第4条に定めた諸事業を行うものとし、 

また、必要な場合はこれらに関して評議員会へ意見具申する。
  2.  本専門部会の事業年度は、毎年10月1日に始まり、9月30日に終了する。
  3.  本専門部会の運営に関わるすべての業務は、本専門部会で行うことを基本とする。
  4.  本専門部会の年度事業計画および予算案は、評議員会の承認を得なければならない。ま

た、学会事業年度終了後最初の評議員会に、事業報告および収支決算を提出し、承認を得

なければならない。
第9条  (解散)本専門部会は部会員の過半数の合意により、会長に解散を申し出ることができる。
第10条 (付則)この規約は、平成14年2月5日より適用される。
  2.  本規約の変更には評議員会の承認を要する。

  3.  本規約第5条にかかわらず、発足時の会員は、設立準備委員と設立総会出席者をもって、

部会員とみなす。


平成18年11月22日

総会配布資料 2

 

 

平成17年度収支決算報告

 

総会配布資料 2

(資料2の続き)

 

平成18年度収支決算報告

平成18年11月22日

総会配布資料 3

 

 

平成19年度実施計画案

 

 

1.     幹事会開催

2.     地中熱利用促進協会と共催で講演会開催

3.     市民向けシンポジウムへの協力

4.     地熱学会大会でのセッション・特別セッションの計画

5.     地熱学会誌、同HP、等を通じての地中熱利用に関する情報の提供

 

 

 

平成19年度実施計画予算案

平成18年11月22日

総会配布資料 4

 

地中熱利用技術専門部会活動報告

 

事業報告

 

平成17年度事業報告

1.幹事会開催:

平成17年5月12日(於:樺n熱)

       以降メールによる意見交換を継続的に行った.

 

2.講演会の共催:

日時: 平成17年5月19日

場所: 鉄鋼会館

講演:

「中之島三丁目地区地域熱供給施設の概要」 関電エネルギー開発梶@橋本一郎 氏

「星野リゾート地熱利用プロジェクト概要」 叶ッ野リゾート 松沢隆志 氏

(座長 新堀雄一(東北大))

 

3.市民向けシンポジウムへの協力:

NPO法人地中熱利用促進協会主催市民向けシンポジウムに協力

日時: 平成17年2月21日

場所: 大宮ソニックシティビル31Fテプコ館

講演

「地中熱利用ヒートポンプとは」 ジオシステム株式会社 高杉眞司 氏

「欧州での事例 -家庭用から地域暖房まで-」 (独)産業技術総合研究所 安川香澄 氏

「国内での実践例,研究開発の現場から」 東北大学 新堀雄一 氏

 

4.見学会,学術講演会時の特別セッションの企画

平成16年度地熱学会つくば大会にて「地中熱利用」を開催

日時: 12月1日(水)15:30〜17:00

場所: 産業技術総合研究所 共用講堂 A会場

趣旨:近年、地中熱利用の施工事例が徐々に増えてきています。これら施工実績の増加に伴い、様々な場所における地中熱利用のための全体的なシステム設計や初期コストの問題等、普及促進のために解決しなくてはいけない課題も明らかになってきています。そこで、最近の地中熱利用の最近の施工事例を基に、地中熱利用を促進するための技術的な課題等に関して、議論を行いたいと考えています。

        内容:

課題報告とパネルディスカッション

報告者及びパネラー

高島 勲(秋田大学)・江原幸雄(九州大学大学院)・森山和馬(ミサワ環境技術)

 

趣旨説明  松永 烈(地中熱利用技術専門部会部会長)

課題報告

最近の工事実施例

「伝統的井戸掘削手法等による超低価格システム(秋田方式)による地中熱利用住宅の商品化」

高島 勲 氏 (秋田大学) 他
「福岡市における環境共生住宅の地中熱利用冷暖房システム」

江原幸雄 氏 (九州大学) 他

「地中熱利用ヒートポンプシステムの温水プール適用事例」

森山和馬 氏 (ミサワ環境技術) 他

 

総合討論

 

 

5.日本地熱学会誌 講座「地中熱利用ヒートポンプシステム」の連載

        巻頭言「本講座をはじめるにあたり」 東北大学 新堀雄一 氏

       「地中熱ヒートポンプの構造と特徴」 ゼネラルヒートポンプ工業(株) 柴 芳郎 氏

       

 

 

平成18年度事業報告

1.幹事会の開催:

1回目 平成17年11月20日(於:ウェルハートピア雲仙小浜)

2回目 平成18年7月4〜11日(メール)

       その他メールによる意見交換を継続的に行った.

 

2.講演会の共催:

地中熱利用促進協会と特別講演会を共催した.

日時:平成18年5月10日(水)14:30〜16:00

場所:鉄鋼会館,以下講演テーマおよび講演者

講演内容:

『住宅用GeoHPシステムについて』 ゼネラルヒートポンプ工業(株) 柴 芳郎 氏

『地下の恒温性を利用した地中熱利用について』 崇城大学 工学部 教授 水田義明 氏

(座長 安川香澄(産総研))

3.市民向けシンポジウムへの協力

NPO法人地中熱利用促進協会主催市民向けシンポジウムに協力

日時: 平成17年12月20日(火)15:00〜17:00

場所: (独)産業技術総合研究所 臨海副都心センター別館11階

講演:

「地中熱をご存知ですか」 (独)産業技術総合研究所 安川香澄 氏

「地中熱利用ヒートポンプとは」 (株) 地熱 濱田眞之 氏

「研究開発の現場から」 東北大学 新堀雄一 氏

 

4.     学術講演会時の特別セッションおよび見学会の企画

(I) 平成17年度地熱学会学術講演会

「地中熱利用の技術講座」に向けて

コンビーナー:安川香澄(産業技術総合研究所) 

日時:  平成17年11月20日(日)9:00-10:30

場所:  ウエルハートピア雲仙小浜 A会場

趣旨:地中熱利用技術専門部会では,地熱学会誌に『講座』として地中熱利用にかかわる各種の技術動向をシリーズで紹介していく予定で,独立した冊子としての出版も視野に入れている.本セッションは,講座の概要およびその一部の紹介とともに,大会に併せて実施される見学会における施設説明も含めた関連の技術開発動向について情報交換を行い,参加者からの意見を募ることにより,「講座」の内容の一層の充実を目指す.

 

座長:安川香澄(産業技術総合研究所)・新堀雄一(東北大学)

開会挨拶 座長 

パネリストによる講演 (敬称略)

OS4-1 「講座の概要について」東北大学大学院 工学研究科 新堀雄一

OS4-2 「ヒートポンプの構造と特徴」ゼネラルヒートポンプ工業株式会社 柴 芳郎

OS4-3 「地上設備についての取り組み(唐津市における大型空調システム導入例)」

株式会社ワイビーエム 川崎賢一郎・吉田哲雄, 九大院・工 中尾利豊

OS4-4 「最近の技術動向(福岡市アイランドシティにおける導入例)」

九大院・工 江原幸雄, 産総研 盛田耕二, 九大院・工 福岡晃一郎, 黒田 高,酒見光太郎, 上岡 慎,藤光康宏,西島 潤

総合討論

 

見学会

地熱学会雲仙大会の見学会と連携し,地中熱関連の見学を行った(平成17年11月21日(月)〜22日(火)).株式会社 ワイビーエム殿(掘削機械およびオフィス用地中熱利用冷暖房施設見学・佐賀県唐津市)、九州大学住宅用地中熱利用冷暖房施設見学(福岡市)等

 

 

(II) 平成18年度地熱学会学術講演会

「地中熱利用技術の将来に向けて」

日時:  平成18年11月22日(水)13:00-15:00

場所:  福島県岩瀬郡天栄村 羽鳥湖高原交流促進センター

コーディネータ 森谷祐一(東北大)

講演:

地中熱利用技術の関する実践的取り組み」 北海道大学 長野克則氏

パネルディスカッション:

長野克則 氏 (北海道大学大学院工学研究科)

大島和夫 氏 (三菱マテリアル資源開発(株))

柴 芳郎 氏 (ゼネラルヒートポンプ工業(株))

盛田耕二 氏 (産業技術総合研究所)

座長 新堀雄一(東北大)、中込 理(石油資源)

 

 

5.日本地熱学会誌 講座「地中熱利用ヒートポンプシステム」の連載

28巻1号 「地上施設の計画と施工」 北海道大学 長野克則氏

28巻1号 「熱交換器の地中熱への設置」 秋田大学 田子 真 氏,産総研 盛田耕二 氏

28巻2号 「温度応答試験の実施と解析」 九州大学 藤井 光 氏

28巻3号 「浅層の温度分布と地下水流動に関連して」

                浅層の地下温度構造 産総研 内田洋平 氏

                地下水のモニタリング技術 東北大学 森谷祐一 氏

                地下水流れが採熱量に及ぼす影響 金沢大学 木村繁男 氏

28巻4号 「建物基礎杭を利用した地中熱空調システム」 東京大学 大岡龍三 氏