日時
平成19年10月17日(火)13:30-16:30
場所
産業技術総合研究所 秋葉原オフィス1101室内 大会議室
出席者
江原会長,笹田副会長
有木,内田,海江田,新堀,花野,浜田,村岡,安川 各委員長
高杉,土屋,當舎,中田,野田,藤光,松永 各評議員
委任状提出 5名
山田 監事
西,佐藤 庶務幹事
天満 会計幹事
事務局 河合
議事
1. 前回議事録の確認
一部訂正の上,承認された。
2.入退会者の承認
前回以降,正会員15名の入会,5名の退会を承認した。また,賛助会員1名の入会を承認した。この結果,平成19年10月17日現在の会員数は,正会員および名誉会員557名,賛助会員66名(71口)となった。
3. 編集委員会報告
編集委員長より以下の項目について説明があった。
- 報告事項
- 会誌第29巻4号(平成19年10月25日発行予定)の編集状況について報告された。巻頭言,ニュース,講座1件,論文2件,学会記事,書評および総目次で予定。
- 手持ち原稿について。
- 講座1件(査読者選定中),総説1件(著者修正中),特集号「火山の熱水系」論文1件(編集担当責任者へ回送済み)
- 論文:受理1件(30巻1号掲載予定),著者修正中3件,査読中2件,査読者選定中2件,著者取り下げ1件
- 書評(「気になる一冊」)受理1件(30巻1号に掲載予定)
- 次年度予算案について経理委員会に提出した旨の報告があった。
4. 行事委員会報告
行事委員長より,以下についての説明があった。
- 報告事項
- 平成19年学術講演会の準備状況について行事委員会と企画委員会から報告があった。総会では審議案件(会費値上げ等)に適切な時間を取る必要を鑑み,通常より15分延長し60分間とすることとされた。このため,総会は平成19年11月29日 12:30-13:30に変更となった。
- 平成20年学術講演会(日本地熱学会創立30周年記念大会)の準備状況について会場の予約状況等の報告があった。また,30周年記念イベント,タウンフォーラム,見学会に関する進捗状況について報告があった。
- 金沢大学および日本地熱学会企画委員会,行事委員会で組織する実行委員会について報告があった。
- 平成20年学術講演会の見学会を大会前日の10月29日(水)で計画しているが,大会終了後の11月2日(日)に見学会を実施する可能性について検討することとされた。
5. 企画委員会報告
企画委員長より,以下についての説明があった。
- 報告事項
- 平成19年タウンフォーラムとして知識融合活動(インテレクチャル・カフェ)「わが国が再生可能エネルギー大国となるための地球の熱エネルギーの貢献」を11月30日(金)17:00-18:30産総研中央共用講堂にて開催することとし,学術講演会会場から共用講堂までの移動と,カフェ後の共用講堂からつくば駅までは無料バスを手配する予定との報告があった。
- 平成20年学術講演会における日本地熱学会創立30周年記念事業について,記念シンポジウムの開催と記念誌(通常会誌の一部に掲載)の発刊で検討しているとの報告があった。
- 平成20年学術講演会タウンフォーラムについて,平成20年11月1日に金沢市内での開催を検討中であり,内容は市民講座的なもので検討を進めているとの報告があった。
- 野田評議員より平成19年学術講演会特別企画-パネルディスカッション-「日本の地熱発電所の新規建設を進めるには・・・」についての進捗状況について報告がなされた。
6. 学会賞選考委員会報告
学会賞選考委員長より,以下についての説明があった。
- 報告事項
- 平成19年度日本地熱学会賞受賞者の学会誌会告案の報告があった。
- 審議事項
- 地熱学会賞副賞について,昨年度まで使用していた製品の製造終了に伴い,新たな副賞が提案され承認された。
7. 総務委員会報告
総務委員長より以下の説明があった。
- 報告事項
- 資源・素材2007協賛の礼状について報告があった。
- 牛島恵輔評議員の辞任に伴い,会則第23条により第15期評議員選挙において次点者である中田晴弥会員が10月1日付けで評議員へ就任した旨の報告があった。
- 安賀弘一会計幹事の辞任に伴い,会則第25条により江原会長より杉野弘毅会員に就任を依頼し受諾された旨の報告があった。また,同時に経理委員に就任された旨の報告があった。
- 日本地熱学会第15期役員の改訂名簿について報告があった。
- 平成19年名誉会員推薦の進捗状況について報告があった。
- 審議事項
- 平成19年総会にて審議予定の会費の値上げに伴う日本地熱学会会則の改定案について審議され,承認された。
- 平成19年総会議事次第案について審議され,承認された。
- 平成19年総会の告示案について審議された。行事委員会報告で審議された総会時間の延長に伴い,総会開始時刻を12:30とすることで承認された。
8. 経理委員会
- 報告事項
- 平成19年度会計報告
- 平成19年度一般会計,地中熱専門部会及びIGA専門部会の決算が報告された。
- 未収入金である会費については,3年以上の未納については50%,2年以上は70%の回収率として貸倒引当金を処理した結果,当初予算よりも未収入金が少なくなっており,会費の回収率が良くなっていると報告された。
- 会員数減少による会費収入減により,平成19年度の収支額は赤字であることが報告された。
- 平成20年度予算案
- 平成20年度予算(案)の説明があり,総会提案について承認された。
- 正会員費の値上げが承認された場合, 会費収入は前年度より増加するが,各委員会の予算案については引き続き精査するとされた。
- 本年度は学会運営安定化基金を145,000円積み増す予定であると報告された。
- 30周年記念大会に向け,本年度は記念事業費積立金繰入に100,000円積み増しすることとされた。
- 学会収支の改善に向け,選挙関連費用の節約について検討を進めるとされた。
9. 広報委員会報告
広報委員長より以下の説明があった。
- 報告事項
- 学会ホームページの更新案がほぼ完成しており,早めに更新するとの報告があった。
10. 国際交流委員会・IGA専門部会報告
国際交流委員長・IGA専門部会長より以下の説明があった。
- 報告事項
- IGA理事選挙の結果について報告があった。
- 第43回,第44回IGA理事会の概要について報告があった。
11. 地中熱専門部会報告
地中熱専門部会長より以下の説明があった。
- 報告事項
- 平成19年学術講演会オーガナイズドセッション「地中熱利用の事例と技術的課題」の準備状況について説明があった。
12. その他
- 江原会長より「2050年自然エネルギービジョン」第1回会合について報告があった。この中で2050年およびその過程(2020年)での定量的な自然エネルギーの導入シナリオを検討することとされており,地熱に関しては発電,熱利用(地中熱),直接利用(多目的利用)の視点で算出することとされた。
- 日本地球惑星科学連合連絡窓口委員(代理)より,2008年連合大会プログラム委員及び連合のメール・ニュースについて報告があった。このメール・ニュース受信のための個人会員登録についての話題から,Eメールを利用した情報発信に関して今後議論を進めていくこととなった。
- RE2007地熱カンファレンスの開催報告があった。
次回評議員会開催は11月29日(木)12:00~12:30,つくば大会会場にて平成20年度第1回として実施することとした。
以上