大久保泰邦
地熱技術開発株式会社
T34 Session 3 Convener
2024年8月25-31日に、韓国釜山において7000名を超える研究者が集まる万国地質学会議第37回大会(The 37th International Geological Congress: IGC2024)が開催されます(https://www.igc2024korea.org)。IGCは4年に一度、主催を立候補した国で行われます。日本においては1992年に京都で開催されています。
カーボンニュートラルに向けて、世界は再生可能エネルギーである地熱資源の利用に注目しています。高温の地熱水を利用した従来型の発電に加え、高度な工学的地熱システムや地中熱ヒートポンプへの直接利用などの技術の開発が進められています。またチャレンジングな取り組みとして超臨界地熱発電や、二酸化炭素(CO2)を地熱の熱抽出媒体として利用するCO2循環型地熱発電システムなどの研究開発も進められています。
このような新たな地熱開発の転換期を迎えるにあたり、IGC2024の中にこれからの研究開発について、世界の研究者、技術者が集まり、議論する「T34 Session 3 – Assessment of innovation necessary for sustainable use of geothermal resources」と題した地熱のセッションを設けました。
https://igc2024korea.org/content/14403
是非IGC2024への参加をお願いするとともに、T34 Session 3への論文投稿をお願いします。登録や論文投稿は以下のサイトから行うことができます。
https://igc2024korea.org
IGC2024では資金援助のプログラムであるGEOHOSTがあります。これは若手研究者や開発途上国への登録料、旅費支援もあります。是非応募して下さい。
https://igc2024korea.org/content/14400